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大腸菌群数に係る一律排水基準等の改正について

環境省は、水質汚濁防止法に基づく一律排水基準の改正を発表しました。この改正は、より正確な水質管理を目指し、特に大腸菌群数に関する基準の見直しを含んでいます。

改正の背景と目的

これまでの基準では「大腸菌群数」が指標として使用されていましたが、新たな培養技術の確立により、糞便汚染をより的確に捉えることが可能な「大腸菌数」が新たな指標として採用されました。この変更により、公共用水域および地下水の水質保全がさらに強化されることが期待されています。

主な改正内容

  • 「大腸菌群数」から「大腸菌数」への指標変更

  • 許容限度を「大腸菌群数」3000個/㎤→「大腸菌数」800CFU(コロニー形成単位)/mLに改正

施行日

この改正は、令和7年4月1日より施行される予定です。

今後の対応

環境アシストでは、新基準に基づく排水分析を令和7年4月1日採水分より実施いたします。事業者の皆様には、新たな排水管理体制の整備をお願い申し上げます。

改正内容に関する詳細な情報や技術的なサポートについては、環境省の公式ウェブサイトをご参照ください。

水質汚濁防止法施行規則等の一部を改正する省令の公布について | 報道発表資料 | 環境省